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クライアント |
岡本太郎記念現代芸術振興財団 |
担当業務 |
設計監理 |
所在地 |
岡本太郎記念館/東京・青山 |
施工期間 |
2014.01〜03 |
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旧岡本邸を手つかずのまま公開している岡本太郎記念館は、60年前の1954年に建築された。
設計を依頼したのはコルビュジェの門下生でパリ時代の盟友だった坂倉準三。
担当所員は同じくコルビュジェの下で学んだ村田豊だった。
ブロック構造のうえにベニヤ下地の屋根を乗せるという徹底したローコスト建築だが、
その出来栄えはみごとで、日本の近代建築史に刻まれるべき傑作だ。
このままの姿を後世に残したい。
そこで、東日本大震災を契機に行った耐震診断をもとに検討を重ね、外観を損なわない工夫を凝らしたうえで耐震補強を行った。あわせて、傷みが進んだ部分に大幅な改修を施した。 |
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